大会スローガン「時空を超えたハーモニー」
       〜世代を超えた交流、地域を越えた交流〜

 
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  第52回明新会総会実行委員長 白崎弘隆
 

私たちが昭和51年に藤島高校を卒業して、はや年の歳月が流れました。多くの人たちは卒業してから ほとんど母校に足を運ぶことも無く、すごしてきたのではないでしょうか。 そんな私たちがいよいよ明新会総会の幹事をする年となりました。

しかし、今回、実行委員長を引き受けるにあたって、「明新会総会っていったい何なのだろう?」 「何のために開くのだろう?」そんな素朴な疑問が湧いてきました。そこで、 同窓会総会の意義についてスタッフの皆さんや過去の実行委員長といろいろ議論をさせていただきました。 その中で、浮かび上がった大会の意義は主に次のようなものでした。

1.卒業以来27年経った我々の同期が一同にボランティアとして協力する中で、旧交を温め、楽しむこと。(横軸のつながり)

2.できるだけ幅広く藤島の卒業生が同じ学校の卒業生として一同に会し、親交を交えること。(縦軸のつながり)

3.卒業生として藤島高校に対して何らかの貢献をすること(点と点のつながり)

この中で、今までもわれわれの卒業生の努力によってかなりの部分が、学年同窓会やようこそ先輩、 藤島高校への寄付のような形で実現されてきました。しかし、幅広い年代の卒業生の参加があるかと いうと少し疑問になるところがあります。言ってみれば縦軸の形成が十分ではないのではないかということです。

5月の明新会総会、6月の東京明新会総会に参加して、人数は少ないですが、比率から言うとまだ、 東京明新会の方が理想に近づいているようにも思いました。 これは、メンバーへの告知のあり方にもよるのですが、福井の明新会の場合、 幹事学年と翌年の幹事学年より下の卒業生は皆無に等しい状況でした。

東京明新会では、 東京在住の現役大学生が招待されている関係もあり、 お年寄りから若い人までバラエティに富んだ参加者でした。 その意味でも我々よりも若い卒業生を如何にして参加させる仕組みを作るかが大事なことです。

また、明新会は福井の他、東京と大阪、金沢でも毎年行われており、そことのコラボレーションも もっとあっても良いのではないかと感じます。また、総会誌やホームページを通じてもっといろんな分野で 活躍する卒業生との交流の場を作っても良いのではないでしょうか。

我々が1年ですべてを変えられるとは思いませんが、 せめて理想に近づけるための第1歩を踏み出すことが大切なのです。 目指すべき同窓会総会の理念は「すべての卒業生のための総会」、 つまり「世代を超えた交流、地域を越えた交流」です。そしてその理念を「時空を超えたハーモニー」 という大会スローガンに託します